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【あえてFootball】ナショナリズムとアメリカイズムとそしてレッズイズム

野球など何年ぶりに見るだろう。
記憶にもないぐらい。
WBC「日本 vs 韓国」を見た。
自分でも意外だったけど、応援しましたよ、日本を。
これがナショナリズムってヤツかね。

何年かぶりに見た野球だったが、感動すらできる試合だった。
今日の試合を見て、Jリーグを見ないのに代表を応援するヤツラの気持ちがすこしわかった。
日本が勝ったから言うわけではないが、スコアは6-0でも勝敗の行方は紙一重だったと思う。
そしてナショナリズムのぶつかり合いの後に握手ができる、そんな試合だった。
これがスポーツである。戦争ではないのだ。

極めて個人的な意見だけど、問題の審判はアメリカイズムの象徴のようだと思った。
この問題について読売新聞の記事は秀逸だったし、救われた。
その記事は、捨てる為にもうくくられてしまい、また取り出すまではしない。
残念なことにネットにも公開はされてなさそう。

米の日本戦の誤審に、アメリカ人観客は大ブーイングだったという。
試合もすごく後味が悪かったという。
さらに悪いことに誤審はメキシコ戦でも繰り返される。

「米は世界一のチームではなかった」…米紙が報道
インターネットでニュースを配信するヤフーのホームページは、米国人記者の「新世界秩序」と題したコラムの中で、「世界の野球が、野球を作り出した国(米国)に追いつこうとしているのではない。追いついた。場合によっては、すでに追い越した」と危機感を表現。

この記事にも救われる。
決してテロの効果とは認めないが、9.11を境にアメリカイズムは変化しつつあると思う。
もう一度言うが決してテロの効果ではない。アメリカ人の心がもたらしている変化だと思う。

おれたちはレッズイズムを持っている。
ここ数年は、わかりやすく、「PRIDE OF URAWA」と謳われている。
ずっと危機感をもち、戦っている。
そしてこれからも、永遠に危機感を失ってはいけない。
他のJのクラブも少なからず持っていると信じたい。

磐田戦後のコールリーダーの言葉を再び引用。
「ゴール裏がかっこよければ絶対負けないんだよ!もっともっとかっこよくなろうぜ!」



しかし試合後選手同士が健闘を称えあわない野球ってやっぱりアメリカのスポーツだと思った。
by redchant | 2006-03-19 21:10 | FootBall2006
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