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雪辱戦

やってくれた、浦和レッズ。
首位鹿島を2-0退治。
レッズは4連勝で3位浮上。

・・・だが、この試合はリーグの1試合というよりも昨シーズンのあの惨敗のお返しのつもり。
やっとあの試合の呪縛を祓えたかと思う。
内容的にはまだまだだったけれども、
これで、J1のタイトルを落としたことも、
ワシントンが出て行ってしまったことも、
伸二、長谷部が移籍したことも、
オジェックのことも、
チャラにして、やっと新しいチームになれる、そういう意味で快勝と言っても良いかもしれない。

それにしても、鹿島は強い。
連勝が14で止まっただけの話で、勢いはそう簡単に落ちないだろうと思う。
次の対戦はわりと近く、7/27 (日)。
そこでクリティカルな一撃を与えたいところだ。

さてさて、ゴールシーンだけど。
先制点の場面、闘莉王はオフサイド、ないかな(笑)
どうだろう?TV観戦の僕にはオフサイドに見える。
まあ、線審からいちばん遠かったし、鹿島DFは見てなかったし、レッズの前線も揃ってたし、
誰にも見えなかったんだろうw

ところで、このゲームの闘莉王のポジションは1.5列目。
またひとつポジションがあがりました。
細貝が好調だし、鹿島相手ということもあるだろうし。
でも闘莉王は攻撃の基点になるのがうまいのでボランチが最適と思う。
とりあえず、ロビーが帰ってくるまで、と、暢久の調子次第でこんな感じでやっていくんだろうなと思った。
勝っていくことがチーム作り、そう思うしかないだろうか。

ロスタイムの2点目、ダメ押し点は、永井お見事に尽きる。
「狙っていた」と言うとおり、DFがバックパスを蹴ろうとしていた時には、
永井は既にDFを追い抜きかかっていた。
あとは、"永井らしく"、GKを軽く交わして無人のゴールへ。
鳥肌たった。
あのデビュー戦、マリノスの井原、小村をコケにするようなドリブル。
あのヴェルディ戦、70mドリブルゴール。
永井らしいゴールだった。

みんなが声をそろえていっていることだけど、ここのところの永井はほんとにすごい。
以前の永井といえば、
才能の半分も出し切らない、シュートを打たない、プレーが軽い、すぐにプレーをあきらめる。
そして今変わったことと言えば、
運動量が豊富、そしてプレーをあきらめない。
その2つが変わっただけだと思う。
でも、それこそが、
誰もが認める才能を存分に引き出し、決定的なポジショニングをとり、自信になってるのだと思う。
永井を変えたのはなにか。
それは攻撃陣の大型補強だと思う。
僕は、今回の大型補強で、永井には危機感を感じて欲しいと思った。
そして僕はこともあろうにこんな風に思ってしまっていた。
「これを機会に主戦場をサイドにすべきだ」
大間違いだった。
僕はまだまだ永井の才能を過小評価しているらしい。ごめんなさい。

雪辱戦_c0050550_2205885.jpg

2008年4月13日(日)16:03キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ2-0(前半0-0)鹿島アントラーズ
得点者:49・89分永井
入場者数:54,450人
by redchant | 2008-04-15 22:19 | Football2008
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